「五条悟が最強なのは当たり前でしょ」——そう思っているなら、ぜひ最後まで読んでほしいです。今回の採点結果は、その定説に少し待ったをかける内容になっています。
渋谷事変が終わった頃から、呪術廻戦の最強論争はずっと頭の片隅にありました。五条悟が封印されて宿儺が暴れ回り、天元・九十九・夜蛾といった実力者たちが次々と退場していくなかで、「本当の意味での最強は誰なのか」という問いが複雑になっていったんです。単純に「無下限を持ってるから五条が一位」では片付けられない要素が、作中にたくさん積み重なってきた。
そこで今回は、呪術廻戦の世界観に根ざした5つの観点を設けて、キャラクターごとに独自採点を行いました。感覚や人気だけに頼らず、できるだけ作中描写と公式設定を根拠にしながら順位を組んでいます。「自分の推しと評価が違う!」と思う場面もあるかもしれませんが、そこも含めてぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。
ランキングの決め方|5つの独自観点
呪術廻戦の「強さ」を測るうえで、単純な勝敗だけを追うのは難しいです。五条悟は無敗に近い実績を誇りますが、それは術式・才能・経験すべてが噛み合った結果であって、どれか一つを抜いたときに強さの構造が変わってくる。だからこそ、強さを複数の軸に分解して採点することが重要だと考えています。
今回のランキングは以下5つの観点をもとに決めています。それぞれ1〜5点(★5点満点)でスコアをつけ、総合点(25点満点)で順位を決定しました。同点の場合は作中での活躍度・決定的シーンの有無で判断しています。
- 観点1「呪力の量・質」:呪力の絶対量・練度・最大出力と制御の精密さ
- 観点2「術式の希少性・汎用性」:生得術式の珍しさ・応用範囲・付与術・反転術式の習得
- 観点3「領域展開の精度」:展開の有無・必中効果・簡易領域への対応・打ち消し能力
- 観点4「実戦バトル実績」:特級呪霊・呪詛師・宿儺との直接対決での戦績
- 観点5「天与呪縛・特殊才能」:生まれつきの制約と誓約・六眼・無下限・無量空処などの先天的優位性
特に意識したのは、「才能・環境・経験」のバランスです。生まれつきの天与呪縛は強力な先天的優位ですが、それだけでは実戦では通用しない。反対に、才能が平凡でも積み上げた実績で格上に届くキャラもいる。そのあたりのニュアンスを採点に反映できるよう工夫しました。
呪術廻戦 最強キャラ ランキングTOP10
第1位:両面宿儺
| 観点 | スコア(5点満点) | 根拠・具体シーン |
|---|---|---|
| 呪力の量・質 | ★★★★★ | 虎杖悠仁の身体を器にしながらも桁外れの呪力を発揮し、渋谷事変では20本の指を未回収の状態でも特級呪霊を圧倒。完全復活後は天元や五条悟と同格以上と評される。 |
| 術式の希少性・汎用性 | ★★★★★ | 斬撃を自在に操る「解」「捌」に加え、反転術式も完全習得。あらゆる方向からの斬撃が必中する超汎用型術式で、防御・回復・攻撃を一人でこなす。 |
| 領域展開の精度 | ★★★★★ | 「伏魔御廚子」は必中効果と高密度の斬撃を同時に展開。五条悟の無量空処と相殺しつつ、0.2秒の開閉術式で領域の弱点を補う高度な運用が作中で描写されている。 |
| 実戦バトル実績 | ★★★★★ | 五条悟との死闘で事実上の勝利を収め、冥冥・日車・鹿紫雲・乙骨といった最高クラスの術師を次々と退けた。作中最多かつ最上位の実戦実績を持つ。 |
| 天与呪縛・特殊才能 | ★★★★★ | 平安時代から現代まで生き続けた「呪いの王」としての格と経験値は別格。呪術全盛期の生き証人として、現代術師の常識を超えた戦闘センスを持つ。 |
| 総合点 | 25/25点 | 全観点で満点という、作中唯一の存在。五条悟との一戦は呪術廻戦史に残る名勝負だったが、勝利を収めたのはやはり宿儺だった。 |
文句なしの1位です。渋谷事変で五条悟が「宿儺を倒せるのは自分しかいない」と言い切った相手が、その五条悟を打ち破るというのが凄まじい。伏魔御廚子の0.2秒開閉を活用した領域の運用は、呪術師として1000年以上生きてきた経験の結晶といえるでしょう。
個人的に一番印象に残っているのは、虎杖の身体を使いながらも余裕を持ってすべてをこなすあの佇まいです。全力を出しているようには見えないのに、誰もかなわない——その「格」の描き方が、宿儺というキャラクターの凄みをよく表していると思っています。
第2位:五条悟
| 観点 | スコア(5点満点) | 根拠・具体シーン |
|---|---|---|
| 呪力の量・質 | ★★★★★ | 現代最高峰の呪力量を誇り、無下限呪術の制御に必要な極めて繊細な呪力操作を六眼で実現。呪力の無駄がゼロに近いという異常な効率を持つ。 |
| 術式の希少性・汎用性 | ★★★★★ | 無下限呪術は「無限」を現実化するという概念的な術式であり、防御・攻撃・空間操作を一手に担う。蒼・赫・紫の三色を使い分ける汎用性の高さも群を抜く。 |
| 領域展開の精度 | ★★★★★ | 無量空処は触れた相手の感覚器を永続的に超過刺激し続ける即死級の領域。宿儺戦での0.2秒開閉との攻防は、領域運用の極致を見せてくれたシーンだった。 |
| 実戦バトル実績 | ★★★★☆ | 漏瑚・花御・陀艮・真人を同時相手に圧勝した渋谷事変前の戦闘は圧巻。しかし宿儺との最終決戦では敗北しており、満点とはいかない。 |
| 天与呪縛・特殊才能 | ★★★★★ | 六眼は数百年に一度しか現れない先天的な特殊才能。術式の無限最適化・呪力消費ゼロ運用・領域の高速判断を可能にする、まさに「選ばれた者の目」。 |
| 総合点 | 24/25点 | 宿儺との一戦を除けばほぼ無敵。「現代最強の術師」という称号は伊達ではなく、バトル描写のスケールと密度は作中随一といえる。 |
宿儺に敗れたとはいえ、五条悟の強さは作中を通じて一貫して「異次元」として描かれてきました。漏瑚・花御・陀艮・真人を相手に「楽しいな」と呟きながら圧勝するあの場面——あれを見たとき、この人は本当に別の生き物だと感じたものです。
実戦実績の観点でのみ4点にとどめましたが、それでも総合24点というスコアは圧倒的です。宿儺戦での開閉領域の攻防は、負けてなお「この術師は凄い」と思わせる密度があった。個人的には、敗北すらも五条悟という存在の大きさを証明するエピソードになっていると感じています。
第3位:乙骨憂太
| 観点 | スコア(5点満点) | 根拠・具体シーン |
|---|---|---|
| 呪力の量・質 | ★★★★★ | 五条悟すら「自分と同等かそれ以上の呪力量を持つ可能性がある」と言及した作中随一の呪力保有者。0巻の段階からすでに特級相当の量を誇っていた。 |
| 術式の希少性・汎用性 | ★★★★☆ | 「コピー」術式によりあらゆる術式を模倣・運用できる。死んだリカを完全に顕現させる力と組み合わせることで、ほぼ無限の応用が利く異常な術式体系を持つ。 |
| 領域展開の精度 | ★★★★☆ | 真希との連携や宿儺戦での奮戦など、領域そのものよりも術式応用力と出力で補う戦い方が目立つ。領域自体の洗練度は宿儺・五条に比べるとやや劣る印象。 |
| 実戦バトル実績 | ★★★★☆ | 宿儺戦で一時的に宿儺の身体に深刻なダメージを与えるなど、最終盤でも最前線に立ち続けた。0巻でのリカ完全顕現による特級霊の撃破も実績として重い。 |
| 天与呪縛・特殊才能 | ★★★★★ | 呪霊リカとの強制契約という稀有な天与の縛りが、膨大な呪力を生む土台になっている。また「コピー」という生得術式自体、現代術師の中でも極めて例外的な存在。 |
| 総合点 | 22/25点 | ポテンシャルは五条に迫ると言われながら、実戦経験の積み上がりで若干の差がある。しかし最終章での成長を見ると、将来的な最強候補として外せない一人だ。 |
乙骨憂太をこの位置に置くのは、賛否があるかもしれません。しかし五条悟本人が「自分を超える可能性がある」と認めた唯一のキャラクターである点は、やはり無視できないです。
コピー術式の可能性は底が見えません。理論上はどんな術式も使えるわけで、経験を積むほど強くなる構造になっている。宿儺戦で深刻なダメージを与えた場面は、「ああ、この人が本気になったらこうなるのか」と画面に釘付けになったシーンのひとつです。
第4位:鹿紫雲一
| 観点 | スコア(5点満点) | 根拠・具体シーン |
|---|---|---|
| 呪力の量・質 | ★★★★★ | 天与呪縛により呪力を身体に纏わせることができず、その代償として規格外の肉体強度と出力を得ている。呪力の「質」という点では独自の極みに達している。 |
| 術式の希少性・汎用性 | ★★★★☆ | 電気を操る術式は攻撃・感知・移動補助に応用が利く。雷を纏った高速移動や広域攻撃は、接近戦・遠距離戦を問わない万能型の戦闘を可能にしている。 |
| 領域展開の精度 | ★★★☆☆ | 領域展開は使用しないスタイル。ただし簡易領域への対応力は高く、術式依存でなく純粋な身体能力と呪力運用で格上に肉薄できるのは特筆すべき点だ。 |
| 実戦バトル実績 | ★★★★★ | 宿儺との戦闘で単独で長時間渡り合い、作中でも数少ない「宿儺を追い詰めた一人」として描かれた。霞の陣を含む接近戦での圧力は最終盤で最も強烈だった。 |
| 天与呪縛・特殊才能 | ★★★★★ | 呪力を纏えないという天与呪縛の代償として、人間離れした肉体スペックを獲得。呪術師でありながら「呪力なしで戦える」という唯一無二のスタイルを確立している。 |
| 総合点 | 22/25点 | 領域展開のなさがスコアを下げているが、それを差し引いても宿儺を単独で追い詰めた実績は作中最高クラス。乙骨との同点は活躍の質で鹿紫雲に軍配を上げた。 |
鹿紫雲一というキャラクター、初登場時は「異様に強い敵役」という印象でしたが、宿儺との一戦でその評価が一変しました。電気術式と天与呪縛による肉体強化を組み合わせた「霞の陣」の威圧感は、作中でも特別な迫力がありましたね。
領域展開を持たない点で3点にとどめましたが、それでも宿儺を単独で追い詰めたという事実は重い。術式・才能・肉体・センス、すべてが噛み合ったときの鹿紫雲は、ある意味最も「純粋な強さ」を体現しているキャラクターかもしれません。
第5位:虎杖悠仁
| 観点 | スコア(5点満点) | 根拠・具体シーン |
|---|---|---|
| 呪力の量・質 | ★★★★☆ | 宿儺の器として機能できるほどの呪力適性と肉体強度を持つ。反転術式を習得し、自身の傷を即座に回復できるようになった最終盤の戦闘力は段違いに上がっている。 |
| 術式の希少性・汎用性 | ★★★★☆ | 「逕庭拳」に加え、血液を呪具化する「赤血操術」を習得。さらに宿儺の術式「解」「捌」の一端を使えるようになった最終盤は、術式面での成長が著しい。 |
| 領域展開の精度 | ★★★☆☆ | 領域展開は未習得の段階が長く続いたが、最終決戦では簡易領域への対応と呪力制御の精度が格段に向上。完全な領域展開ではないものの、実戦での補完力は高い。 |
| 実戦バトル実績 | ★★★★☆ | 宿儺を器から追い出し、最終決戦で直接対峙した数少ない術師のひとり。真人・漏瑚といった特級呪霊との戦闘経験は1年生の中でも別格の水準。 |
| 天与呪縛・特殊才能 | ★★★★★ | 宿儺の器になれる肉体は、生まれながらの特異体質。呪力適性・身体スペック・回復力のすべてが先天的に規格外であり、天与呪縛の観点では最高評価に値する。 |
| 総合点 | 20/25点 | 領域展開の未熟さがスコアを抑えているが、最終盤の成長速度は全キャラ中最大級。作品の主人公として、まだ伸びしろが最も大きいキャラクターでもある。 |
虎杖悠仁の強さは「積み上げ型」の強さです。最初は呪力が多くて宿儺の器になれる身体を持っているというだけでしたが、真人戦・陀艮戦・渋谷事変・最終決戦と戦いを重ねるごとに、着実に別次元の術師へと変貌していきました。
逕庭拳の仕組みが明かされたとき——「呪力を遅らせて肉体の後から叩き込む」というあの発想——思わず「天才じゃないか」と呟いてしまいました。理論を知らないから辿り着いたアイデアかもしれないけれど、そういう意味では虎杖は「経験で覚える天才」なのかもしれないです。
第6位:真希(禪院真希)
| 観点 | スコア(5点満点) | 根拠・具体シーン |
|---|---|---|
| 呪力の量・質 | ★★★★☆ | 天与呪縛で術式を持たない代わりに、呪具の扱いと肉体強化に特化した超効率の呪力運用を実現。呪力ゼロに近い身体は呪霊に認識されにくいという防御的メリットも持つ。 |
| 術式の希少性・汎用性 | ★★☆☆☆ | 生得術式は持たないが、その代わりに呪具への習熟度は作中最高クラス。術式のなさをすべて呪具の技術と肉体で補うスタイルは、ある意味で「最も純粋な術師」ともいえる。 |
| 領域展開の精度 | ★★☆☆☆ | 領域展開は持たないが、呪具と連携した高速戦闘で領域内でも生存・反撃できる対応力を発揮。禪院甚爾と同様の「術式なし」スタイルは領域への対策を別の形で持っている。 |
| 実戦バトル実績 | ★★★★☆ | 禪院家を単独壊滅させた禪院合体(禪院甚爾の完全覚醒版)との死闘は作中屈指のインパクト。特級術師クラスの相手を呪具のみで追い詰めた実績は別格だ。 |
| 天与呪縛・特殊才能 | ★★★★★ | 禪院甚爾と同じ「天与呪縛による術式ゼロ・肉体特化」の体質を持つ。術式なしで特級相当に届くという先天的資質は、ある意味最も希少な「天才」の形かもしれない。 |
| 総合点 | 17/25点 | 術式・領域の欠如がスコアを下げているが、禪院家壊滅という実績は評価せざるを得ない。呪術師の「格」という観点では上位に食い込む存在だ。 |
禪院家を単独で壊滅させたシーンは、本当に息をのみました。術式を持たないまま、あれだけの実力者たちを圧倒したんです。「強さとは何か」を問い直させてくれる、作中でも特別に印象深い戦闘のひとつです。
父・禪院甚爾のスタイルを受け継ぎながらも、真希は真希としての強さを確立しています。術式がないことを「弱点」としてではなく「個性」として昇華した姿は、キャラクターとしての魅力も含めてランキングに外せない存在でした。
第7位:日車寛見
| 観点 | スコア(5点満点) | 根拠・具体シーン |
|---|---|---|
| 呪力の量・質 | ★★★☆☆ | 元死刑囚から覚醒した経緯を持つ異色の術師で、呪力量は最上位には及ばないが、裁判術式の精度を支えるだけの安定した出力を持つ。 |
| 術式の希少性・汎用性 | ★★★★★ | 「裁判(ジャッジマン)」は相手が有罪と認定されれば問答無用で刑を執行する概念系術式。法廷という特殊な戦場を展開し、心理・論理・呪術を組み合わせた唯一無二の戦い方をする。 |
| 領域展開の精度 | ★★★★☆ | 法廷空間そのものが実質的な領域として機能し、必中に近い「有罪判決」という結果を相手に強制する。宿儺をも一時的に有罪認定したシーンは作中随一の衝撃だった。 |
| 実戦バトル実績 | ★★★★☆ | 宿儺との戦いで裁判術式を発動させ、一時的に宿儺を「有罪」と認定するという前代未聞の実績を残した。結果的に敗北したが、その内容は最高ランクの術師と渡り合ったに等しい。 |
| 天与呪縛・特殊才能 | ★★★☆☆ | 覚醒した経緯は特異だが、先天的な天与呪縛ではなく後天的な覚醒型。その分、術式の概念的な強力さで他の観点を補っている。 |
| 総合点 | 19/25点 | 術式の概念的な強さが際立つキャラクター。呪力量・天与呪縛では上位に劣るが、「宿儺を一時有罪にした」という実績はランキング上位に値する。 |
日車寛見は登場した瞬間から「このキャラは絶対面白いことをやる」という予感がありましたが、宿儺を法廷に引き込んで一時的に有罪認定するという展開は予想の上をいきました。概念系術式の可能性をあそこまで広げてくれたキャラクターは、作中でも他にいないと思います。
第8位:九十九由基
| 観点 | スコア(5点満点) | 根拠・具体シーン |
|---|---|---|
| 呪力の量・質 | ★★★★☆ | 一級術師から特級相当と評される実力を持ち、宿儺の指を20本保有した伏黒恵(宿儺)との対峙でも一定の戦闘能力を発揮した描写がある。 |
| 術式の希少性・汎用性 | ★★★★☆ | 「コラプシング・ワールド」をはじめとする天体操作系の術式は圧倒的なスケールを誇る。重力・質量を操る術式は防御・攻撃・空間制御を一手に担う万能型だ。 |
| 領域展開の精度 | ★★★★☆ | 自身の領域を展開できる数少ない上位術師のひとり。天体スケールの術式と組み合わさることで、展開時の制圧力は最高クラスに匹敵すると考えられる。 |
| 実戦バトル実績 | ★★★☆☆ | メインの戦闘描写が限られており、実績の評価が難しい部分がある。しかし五条悟・夜蛾正道と並んで「最強クラス」として作中で言及されている点は重要だ。 |
| 天与呪縛・特殊才能 | ★★★★☆ | 自らの呪力をベースにした天体術式という希少な才能を持ち、その習熟度は現役術師の中でもトップクラス。五条・夜蛾と並んで語られる立ち位置が才能の証明でもある。 |
| 総合点 | 19/25点 | 実戦描写の少なさで実績点が伸びないが、ポテンシャル・術式スケール・作中評価を総合すると上位8位は妥当だと感じている。 |
九十九由基は描写が少ない分、「本当の強さがどこまでなのか」が読者によって評価の割れるキャラクターです。個人的には、五条悟や夜蛾正道と並んで最強クラスとして扱われているという公式の言及を重視しています。天体スケールの術式というだけで、その規模の大きさは想像に難くない。
第9位:冥冥
| 観点 | スコア(5点満点) | 根拠・具体シーン |
|---|---|---|
| 呪力の量・質 | ★★★☆☆ | 呪力量は最上位に届かないが、烏の操作に必要な精密な呪力制御は高水準。「天逆鉾」発動時の呪力集中力は特筆に値する。 |
| 術式の希少性・汎用性 | ★★★★☆ | 「黒鳥操術」は偵察・攻撃・陽動を同時にこなせる汎用性の高さが魅力。特に「天逆鉾」は絶対必中の切り札として機能し、特級呪霊にも有効なことが証明されている。 |
| 領域展開の精度 | ★★★☆☆ | 領域展開は持たないが、黒鳥操術の広域展開が疑似的な制圧効果を生む。渋谷事変での戦闘では、領域なしで特級呪霊に有効打を与えた。 |
| 実戦バトル実績 | ★★★★☆ | 渋谷事変で陀艮相手に天逆鉾を命中させた実績は高く評価したい。宿儺との最終決戦でも生き残り、実戦での安定感は一流どころの中でも際立っている。 |
| 天与呪縛・特殊才能 | ★★★☆☆ | 先天的な特殊才能よりも、後天的な術式の習熟と戦略眼で勝負するタイプ。「生き残る力」という観点では作中最高クラスといっても過言ではない。 |
| 総合点 | 17/25点 | 総合点は真希と並ぶが、実戦での安定感と戦略眼を評価してこの順位に。「強さ」と「勝負強さ」の両面を持つ数少ないキャラクターだ。 |
冥冥はとにかく「勝負強い」。どんな状況でも冷静に最善手を選べる判断力と、天逆鉾という確実な切り札の組み合わせは、純粋な呪力勝負では劣る場面でも相手を仕留めうる強みを持っています。渋谷事変で陀艮に天逆鉾を通したシーンは、「こういう術師が一番怖い」と感じた瞬間でした。
第10位:禪院甚爾
| 観点 | スコア(5点満点) | 根拠・具体シーン |
|---|---|---|
| 呪力の量・質 | ★★★★★ | 呪力ゼロという天与呪縛の代わりに人体の限界を超えた肉体スペックを持つ。呪力を持たないことで呪霊に認識されず、呪具の扱いだけで特級術師を超える戦闘を実現した。 |
| 術式の希少性・汎用性 | ★★☆☆☆ | 術式を持たない分、スコアは低くなるが、その代わりに呪具の扱いは作中最高峰。術式ゼロで現代最強クラスに届いた唯一の術師という点が希少性に値する。 |
| 領域展開の精度 | ★★☆☆☆ | 領域展開は持たないが、呪力ゼロのため領域の必中効果を受けにくいという逆転の発想がある。天与呪縛が結果的に領域への耐性にもなっている。 |
| 実戦バトル実績 | ★★★★★ | 過去編で五条悟・夏油傑を同時に追い詰めた実績は別格。若き日の五条を「あと一歩で殺せた」という描写は、過去最強クラスの術師であったことを証明している。 |
| 天与呪縛・特殊才能 | ★★★★★ | 術式ゼロという天与呪縛が逆に最大の強みになっているという逆説的な存在。身体能力・感覚・反射速度はすべて人外の域であり、先天的な異常体質の極みといえる。 |
| 総合点 | 19/25点 | 術式・領域の欠如でスコアが引っ張られるが、実戦実績と天与呪縛の質は最高評価。現役でないという点を考慮してもこの順位は妥当だと判断した。 |
禪院甚爾を10位に入れるかどうかは最後まで悩みました。すでに故人であり現役の術師ではないこと、そして描写が過去編に限られることもあって迷いがあったんです。しかし若き日の五条悟と夏油傑を同時に追い詰めた実績——あれは「当時最強の二人を圧倒した」という事実であり、この実績を無視してランキングを作ることはできないと判断しました。
惜しくもランク外のキャラクターたち
TOP10に入れることができなかったものの、強さの観点で外すには惜しいキャラクターも多くいます。簡単に触れておきます。
- 夏油傑(本物):呪霊操術の規模と数は作中屈指。呪力量も一級以上の術師だが、五条悟との実力差を本人が認めている描写があり、上位10位には届かなかった。
- 漏瑚:特級呪霊の中では最も呪力出力が高く、領域展開も持つ。しかし五条悟に一方的に圧倒されたシーンが実績面での評価を下げた。
- 真人:「無為転変」という概念系術式の危険度は作中最高クラスだが、接触が必要という制約と虎杖・五条・乙骨への敗北実績がランク外の要因に。
- 夜蛾正道:傀儡術の完成度と五条・九十九と並ぶ評価は高いが、直接的な戦闘描写が少なく実績点を積みにくかった。
全キャラ採点総合点一覧
| 順位 | キャラクター名 | 呪力 | 術式 | 領域 | 実績 | 天与 | 総合点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 両面宿儺 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | 25/25 |
| 2位 | 五条悟 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ | 24/25 |
| 3位 | 乙骨憂太 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | 22/25 |
| 4位 | 鹿紫雲一 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | 22/25 |
| 5位 | 虎杖悠仁 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | 20/25 |
| 6位 | 日車寛見 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 19/25 |
| 7位 | 九十九由基 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 19/25 |
| 8位 | 禪院甚爾 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | 19/25 |
| 9位 | 禪院真希 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | 17/25 |
| 10位 | 冥冥 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 17/25 |
まとめ|呪術廻戦の強さは「一つの軸」では語れない
今回のランキングを組んでみて改めて感じたのは、呪術廻戦の強さ設計の奥深さです。宿儺・五条のような「すべてを持つ規格外」がいる一方で、真希・甚爾のように「術式ゼロで最強に届く」者もいる。日車のように「概念で宿儺を追い詰める」という型破りな発想で頂点に肉薄するキャラクターもいる。
単純な呪力量だけで順位を決めていたら、このランキングはまったく違う形になっていたはずです。それぞれの「強さの形」を比べることができるのが、呪術廻戦というバトル漫画の本当の面白さではないでしょうか。
「自分ならこう順位をつける」という意見をお持ちの方も多いはずです。ぜひコメントやSNSで教えてもらえると嬉しいです。論争込みで楽しめるのが、この作品の最大の魅力のひとつだと思っています。
呪術廻戦の関連記事として、キャラクターの人気ランキングや術式の強さ比較なども別記事で考察しています。気になった方はそちらもあわせてチェックしてみてください。また、同じく「強さの体系」が複雑なバトル漫画の最強ランキングも随時更新中ですので、ランキの森のトップページからぜひ他の記事も覗いてみてもらえると嬉しいです。

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